――国産材輸出事業――
戦後植林された伐期を迎えた日本の大事な資源は2010年以前は製材、合板などに使われない木材は切り捨てられていました。
放置されている木材に新たな価値を与えたいと言う思いから、そして、需要の縮小が続く国内から旺盛な需要を有するアジアへと販路を拡げていくことを木材流通を担う企業の重要な使命と考え、アジア地区への輸出を始動させました。
2010年10月に鹿児島県志布志港から、 同年12月には、秋田県土崎港ならびに徳島県徳島港より、台湾・高雄に向け、杉間伐材をコンテナにて輸出致しました。
さらに2013年4月より中国へのバルク船の輸出、2017年より製材品の輸出も開始し、現在に至っております。
弊社の特徴として丸太や製材品の仕入から、その販売までのすべてを、自社で一貫して行っていることと国内での問屋業のノウハウを生かし顧客の要望に合った品質と要望に応え選別し管理しています。
物を流通させるだけにではない、林業屋として価値ある大事な日本の資源を扱っている認識を心掛けています。
1908年の創業以来、九州や四国を中心に国産材を扱っていたことから、その地盤・歴史を引き継いで行っています。木材商社として貿易業務も自社で行っており世界の問屋として日本の木材を広げていきたい所存です。
扱い品目 |
丸太:杉(スギ)、ヒノキ(桧・檜)
製材品:杉(スギ)、ヒノキ(桧・檜) |
輸出実績 |
2013年 58,200m3
2014年 83,000m3
2015年 46,700m3
2016年 71,200m3
2017年 103,300m3
2018年 123,000m3
2019年 142,200m3
2020年 206,700m3
2021年 194,400m3
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